COLOROBBIA社のVSA-7000 transparent glazeを利用した金彩技法の紹介です。内装タイルや陶磁器の加飾にポイントで使用すると面白いです。
まずは、あらかじめ焼き締まった素地に対して、このVSA-7000を塗布して930-960℃で焼成(低下度釉として)します。このグレーズを使用すると、無作為な方向に割れ模様が発生します。さらに、その上に金液を塗布し、再度焼成することで下記のイメージのような仕上がりが可能になります。
①VSA-7000の塗布する厚みに応じて、割れ模様の細かさが変わってきます。厚みがあればあるほどその裂け目が粗くなります。また、このグレーズ自体は無色透明なので、色素と混ぜて焼成することを推奨します。
②使用する金液に関して、低い含金率はこの低下度釉の影響を受けやすく、発色不良を引き起こす可能性が御座います。含金率としては10パーセント以上が安定的です。金液焼成時は約780-800℃近辺で問題御座いません。
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