岸田周子様の御監修・開発の元、当社が製造・販売しております新アイテム“シルーレ J”について紹介致します。浮彫り風ペインティング技法として大変面白いアイテムです。
浮彫り風ペインティング技法
1.下絵を描く。(図1)
2. シルーレ Jを水性メディウムでクッキー生地ぐらいの硬さに練ります。
3. 2)を少量取り、さらに水性メディウムを足し歯磨きペーストぐらいの硬さに練ります。この作業は花びらや葉、一枚毎に行うのが好ましいです。
4. 細い丸筆で3)をたっぷりと取り、花弁のアウトラインに沿ってのせます。(図2~4)
5. 平筆で4)のペーストを花弁のアウトラインから花の中心に向かってストロークします。(図5)この際、盛剤の高さが花弁の先端部分から中心に向ってなだらかに薄くなるように伸ばすことで花弁の透明感が表現できます。隣接する花弁も同様に施します。
6. 大きな葉はアウトラインに盛剤を載せ、葉脈に沿ってストロークします。(図6.7)
7. 周りの小花、小さな葉、茎も同様に施します。
注意:この技法は焼成後、亀裂や剥離の恐れがあるので、柔らかい素地に向いています。
一般の白磁に施すときは焼成テストをお勧めします。
当社ではシルーレJのパウダーを10gもしくは100gの単位で販売しております。専用の水性メディウムも御座います。