Ferro社製・レーザーマーキングマテリアル(顔料)CerMarkよりLMCシリーズの紹介です。LMCシリーズはセラミック全般で使用できる水性のレーザーマーキング材です。マグカップ、タイル、板ガラス、ガラスびん・容器にレーザーマーキングシステムを利用して顔料を焼き付けることが可能です。
使用方法:
①事前に塗布する対象物の埃、汚れをしっかり取り除きます。ガラスの場合はアルコールで洗浄してください。その後、スプレーガンやエアーブラシを用いて均一になるように塗布します。その際の目安となる厚みは75μほどで、とくにガラスの場合は、上にかざして可視光が遮られる程度に塗布してください。膜厚が薄すぎると発色不良を起こし、厚すぎる場合はパワーの設定によっては溶着不良を起こす要因となります。塗布した後はドライヤー等でしっかり乾燥させてください。
②レーザーマーキングにて加飾(本動画では、一般的なソーダガラスを使用)
参考:使用機種 trotec社 Speedy 100/レーザー出力- CO2/60W/power 20% speed 20%
※レーザーの出力方法、顔料吹付時の塗膜の厚みや素材に応じて仕上がりも変化する為に、あらかじめ各条件に合わせた試験を行なう必要が御座います。
マーキングを施した箇所は以下のように表面がはっきりと黒くなります(ブラックの場合)。
③水または濡れたタオルで洗浄します。加飾された部分のみ、ガラス表面に溶着しているので残ります。
セラミック向けのLMCシリーズは5色展開(ブロンズ、ブルー、グリーン、ブラック、ホワイト)です。 顔料を塗布するだけなので、YAGやファイバー方式でも適用出来ます。
当社ではレーザーマーキングの可能性を追求して、今後も様々な条件下での試験を行います。そのうえで、御協力頂ける企業様、団体様を随時募集しております。
商品に関するより詳しい情報、お見積もり及びサンプルを御希望の方はお手数ですが問い合わせフォームより御連絡頂きますようお願い申し上げます。